NPOの総会の準備のため可児市へ

[b]子どものいじめ・不登校・自殺問題[/b]に取り組むNPOを1年前に岐阜県可児市で立ち上げました。 21日・日曜の夕方は、その総会の準備の理事会のために可児市までいってきました。

その活動は、数年前に岐阜県・瑞浪市で起った2年の女子中学生の自殺を機に、その生徒が通っていた塾の20代講師の青年が何かしようと始めたものでした。 塾には他にも、自殺した生徒と同じようにいじめや不登校、リストカットに悩む中学生が何人もいたそうです。 彼は、そうした女子中学生の一人と約束を交わし、彼女が関心をもっていた''夜回り先生''こと''水谷修''先生を可児に呼んで生徒に講演を聞かせてあげようと活動をしようとしていました。

そうしたところ活動の中心人物であるはずの彼が、燃え尽きて、うつ病となってしまい途中でプロジェクトが頓挫しかけてしまいました。 自分も彼を何か手助けしたいと、潰れかけたプロジェクトを拾い上げ、浮上させて、関係者をつなぎとめ、地元可児市の市議員と連絡を取り合い協力に入ってもらい、どうにか「夜回り先生」の講演の実現に辿り着きました。

 

講演は定員1,200人のホールが満員になる大成功でした。 講演会をきっかけとして、講演に感動した人、彼の意思に賛同した人に集まってもらい、会員としてNPO法人としていじめ自殺問題に取り組む活動団体を立ち上げました。

今や、その団体は、この1年で講演や相談会を3回開き、代表である彼も地元可児のケーブルテレビやラジオ局に引っ張りだこです。 理事会に参加して感じたのは、彼の活動に感謝してる親が多いこと。彼がいなかったら自分の娘が救われなかっただろうと大変感謝していることです。 自分も微力ながら彼の活動を支えることができて、よかったと思ってます。

NPOの総会は、法律では期末から3ヶ月以内なので6月中におこなわなくてはなならず、準備に遅れ気味になっているのですが、昨日の理事会で、資料作成を手伝い、必要書類が準備できるめどがつきました。 今度の土曜日27日には何とか設立1年目の総会を迎えられそうです。

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