「安城市の憲法」が交付されました。

 これまで取り組んできた安城市自治基本条例が、昨日の安城市議会9月議会での議決をうけて本日交付となりました。
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安城市自治基本条例とは、これまで国と自治体は主従の関係であったけど、地方分権の流れをうけて、これから国と安城市が対等な関係となっていくためにも「安城市の憲法」が必要ということで平成19年の年末から2年近くあんき会や審議会で議論検討してきたものです。

これまで自分も「あんき会」や個人の立場で条例策定のための勉強会や意見募集、素案づくりやPRのための様様な活動してきました。ようやく、その成果が正式に条例の形となって完成したわけです。

昨日は、私とあんき会長さんと他1名の3名で市議会に傍聴にでかけてきました。全会一致での可決の後、会長さんらと握手を交わしました。議会閉会後、議員さんらにお礼の挨拶してきました。この条例の交付を受けて、自分もあんき会メンバーを解職となり、あんき会も(一旦)解散となります。

この安城市自治基本条例は来年4月に施行となるのですが、引き続き、安城市自治基本条例の思いを推進していくための新しい組織を旧あんき会のメンバーと市役所担当者といっしょになって準備しています。

安城市自治基本条例は、明治憲法のような「不磨の聖典」ではなく「見直し条項」がつけられた、市民が見守り育てていく条例となっています。

これまでのあんき会や審議会では「地域協議会」(より小さな地域単位で自治を行うための組織)や「子どもの権利」なども議論されましたが、結局、合意に至らず、削除されました。こうした新しい概念も今後も勉強会を開いたりして時代に合わせて検討されなくていけないし、引き続き条例について関心を集まるようしていかないといけない思っています。

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