【 持続可能なまちづくりとは -世界に潜む災害の危機 国連フォーラム勉強会 】

【国連と防災のお話】松岡 由季(まつおか ゆき)さんという国連機関の日本代表として活躍する若い綺麗な女性のお話を勉強会で聞いてきました。[img_assist|nid=851|title=松岡由季・国連国際防災戦略事務局(UNISDR)の駐日事務所代表|desc=|link=node|align=left|width=270|height=270]大学キャンパスで聞いて終電で帰ってきました。
 東南海トラフ地震の最悪の被害想定は「死者32万人」です。熊本地震では2万人の自衛隊員が投入されましたが、首都直下型地震では6千万人が、東南海トラフ地震では2億人の自衛隊が必要であることが予想されています。つまり熊本と同じ対応は不可能です。首都直下と南海トラフ地震で日本は回復できなくなるおそれもあります。CO2上昇に伴う気候変動で災害も激甚化しています。自然災害は避けられないので「縮災(ディザスター・レジリエンス )」を実現する必要があるとされています。残念なことに「縮災」(ディズアスター・レジリエンス )が、安倍政権が掲げる「国土強靭化」政策と同じにされてしまっているようですが、必要とされるのは「減災」と「共助」で政策が異なってるようで心配です。
 こうしたお話を「国連持続可能な開発目標 #SDGs」の17の目標のうちの「目標11(#Goal11):持続可能なまちづくり」の観点で防災についての話が聞けました。防災で大切なのは、「インクルージョン(包摂)」と「レジリエンス(縮災)」です。[img_assist|nid=852|title=持続可能な開発目標 目標11 持続可能な都市づくり|desc=|link=node|align=left|width=270|height=270]
 国際防災戦略事務局( UNISDR)という国連機関はスイスのジュネーブに本部があります。国連機関で中々日本が活躍することは難しいですが、防災の分野では日本は世界でもトップをいっています。国連もこれまでの起きてしまった災害を復旧を支援するところから、発展途上を防災の観点で支援するように変わってきていて、日本のこれまで災害の経験と防災のノウハウが世界から求められているようです。

Youtube より映像

松岡由季国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所代表 「国連と日本人」